光の束で

光の束から少し離れたみたいに

私は自由になったみたいに

 

もうこれ以上動けそうにない

 

一歩目が踏み出せないからって

世界の終わりとかが頭の中にあって

運命を踏み潰していく

その弱さで

何もかも終わりにして

笑って笑って笑って

狂ってしまいたいなんて

 

もういいだろう

何のために生きてきたんだろうね

腐っていく魂を美しいと思う

 

そうやって、だめにして

そうやって、だめにすれば

それでも 離れられない光の束